子生れ温泉について

子生れ石・子生れ温泉の由来

子生れ石「さがら子生れ温泉」隣の大興寺は曹洞宗大本山総持寺の御直末寺院で、今から600年以上前に開山され、初代住職の大徹和尚は、鉱石に関して大変な学識を持つ名僧だったそうです。

九十余歳の高齢で大往生の際に多くの門弟達に「わしの身代りに裏山より石が生れ出るであろう」と予言したそうです。その直後に予言通り裏山よりまゆ型の石が落下しその石を墓石にしました。

以降、代々の住職も石の落下を予言し、現在に至る29代続いているそうです。石は約80㎝前後・重さ約100㎏前後で、まるで子どもが生まれ出るかのように抜け落ちるため、『子生れ石』と名付けられ、『長寿の石』『子授けの石』『安産の石』とも言われ、縁起の良い石として信仰を集めています。 

「さがら子生れ温泉」はこの石にちなんで名付けられ『長寿の湯』『子授けの湯』『安産の湯』として親しまれております。